第35回「こころと身体の健康」に関するアンケート
今回のテーマは、「こころと身体の健康」。普段の生活の中で、みなさんは健康を維持するために何か取り組んでいるでしょうか。また、現代社会は『ストレス社会』と言われていますが、どのようなことにストレスを感じ、そして、そのストレスをどのように発散されているでしょうか。みなさんの声をお聞きいたしました。

■調査名 「こころと身体の健康」に関するアンケート
■実施年月日  2004.9.15〜2004.10.1
■調査対象  ぴったりメール会員
■有効サンプル数  1634

居住区
北海道 6%
東北 6%
北関東・甲信 4%
南関東 33%
北陸 4%
東海 14%
近畿 19%
中国 5%
四国 3%
九州 5%
沖縄 1%
年代
10代 8%
20代 32%
30代 39%
40代 16%
50代 4%
60歳以上 1%
性別
男性 52%
女性 48%

家族構成
既婚 39%
未婚 61%

子供
有り 26%
無し 74%

今回のリサーチ総評

■総評■
現在の健康状態について尋ねたところ、全体の6割が「健康だと思う」と答えている。しかし、普段の生活では8割強の人が「疲れ」を感じており、その半数は身体全体に疲れを感じているようである。
健康維持(回復)のためにしていることでは、「休息や睡眠を充分とっている」(約20%)が最も多く、「サプリメントや栄養補助食品を摂取している」(約14%)、「食事量や栄養バランスに気を使っている」(約13%)人も多く見られた。健康のために「運動」(約26%)や「規則正しい生活」(約17%)をしたいと考えている人は多いようであるが、実際に「運動をしている」人は約11%、「規則正しい生活をしている」人は約9%と少数である。
ストレスによる身体の健康への悪影響『ストレス性疾患』が、現在、社会的に注目されている。そこで最近の日常生活におけるストレスについて聞いてみたところ、全体の8割もの人がストレスを感じており、特に、「大いに感じる」と答えた人は全体の3割弱をも占めていた。「職場や学校でのこと」でストレスを感じている人が最も多く、その具体的要因として「職場での人間関係」がトップであった。
「職場での人間関係」をさらに詳しく見ると、3人のうち1人の割合で「上司・先輩とのコミュニケーション」がとれておらず、また「部下・後輩とのコミュニケーション」においても、3人のうち1人はコミュニケーションがとれていないことがわかった。


・あなたは現在の健康状態はどうですか
非常に健康である 121 7%
まあ健康だと思う 839 51%
どちらともいえない 266 16%
やや不調である 342 21%
非常に不調である 66 4%
合計
1634 100%

「非常に・まあ健康」と答えた人は全体の約59%と多数を占めてはいるものの、「非常に・やや不調」と答えた人が約25%をも占めている。
4人に1人は身体の不調を認識しており、医療技術の発達した現代において、不健康な状態の人がこれほど多いことは注目すべき点であると言える。

・普段の生活であなたは身体に疲れを感じますか
とても疲れる 337 21%
やや疲れる 1021 62%
あまり疲れない 249 15%
全く疲れない 27 2%
合計
1634 100%

「とても・やや疲れる」との回答は、全体のなんと約83%をも占めている。非常に多くの人が普段の生活において疲れを感じており、特に「とても疲れる」と答えた人は全体の2割と非常に多い。

・「疲れる」と答えた方にお聞きします。体のどこに疲れを感じますか
身体全体 635 47%
217 16%
肩・腕・手 266 20%
116 9%
80 6%
その他 44 3%
合計
1358 100%

疲れを感じている人の中では、「身体全体」の疲れを感じている人が圧倒的に多く、約46%と半数近くを占めている。身体の部分的な箇所では、「肩・腕・手」の約20%、「目」の約16%との回答が多い。

・普段の生活の中で、健康維持(回復)のために何かしていることはありますか(複数回答)
休息や睡眠を充分とっている 598 20%
規則正しい生活をしている 260 9%
食事量や栄養バランスに気を使っている 386 13%
サプリメントや栄養補助食品を摂取している 425 14%
定期的に健康診断をしている 127 4%
運動をしている 314 11%
禁酒、もしくは飲酒量を控えている 163 5%
禁煙、もしくは本数を減らしている 157 5%
特に何もしていない 469 16%
その他 70 2%
合計
2969 100%

「休息や睡眠を充分とっている」(約20%)との回答が最も多く、「サプリメントや栄養補助食品を摂取している」(約14%)や「食事量や栄養バランスに気を使っている」(約13%)といった、食事などで健康を維持している人も多く見られる。
一方、「定期的に健康診断をしている」人が全体の約4%と極少数であり、また「特に何もしていない」人は約16%と多い。

・今後、健康のために何か取り組んでみたいことはありますか(複数回答)
休息や睡眠を充分とる 671 21%
規則正しい生活をする 534 17%
食事量や栄養バランスに気を使う 435 14%
サプリメントや栄養補助食品を摂取する 197 6%
定期的に健康診断をする 223 7%
運動をする 827 26%
禁酒、もしくは飲酒量を控える 75 2%
禁煙、もしくは本数を減らす 143 5%
その他 69 2%
合計
3174 100%

健康のために取り組んでみたいことのトップは、「運動をする」の約26%。次いで、「休息や睡眠を充分とる」の約21%、「規則正しい生活をする」の約17%となった。
前問の”健康維持のためにしていること”と比較してみると、「運動をする」や「規則正しい生活をする」との回答で非常に大きな差が生じている。このことから、「運動」や「規則正しい生活」を健康のためにしたいと考えてはいるが、実践できずにいる人が多いことが伺える。

・健康維持(回復)のためにお金を使うとすれば、あなたはどのくらいまで使ってもいいと思いますか
1,000円未満 358 22%
1,000円以上〜5,000円未満 845 52%
5,000円以上〜10,000円未満 321 20%
10,000円以上〜15,000円未満 57 3%
15,000円以上〜20,000円未満 19 1%
20,000円以上 34 2%
合計
1634 100%

最も多い回答は「1,000円以上〜5,000円未満」で、全体の約52%と半数以上を占めている。
また、健康維持(回復)のためなら「5,000円以上」使ってもいい、と考えている人は、4人のうち1人の約26%であった。

・あなたは最近、日常生活においてストレス(不満・悩み含む)を感じていますか
ここ最近になって、ストレスによる身体の健康への影響が医学的に証明されはじめ、社会的に非常に注目されている。ストレス性疾患と呼ばれるこの病気は、胃潰瘍などの消化器系から、脳血栓、心筋梗塞などの循環器系障害、また、自律神経失調症、うつ病などの神経系疾患と、様々な疾病がある。そこで、最近の日常生活におけるストレスについて聞いてみた。
大いに感じる 436 27%
多少感じる 880 54%
あまり感じない 295 18%
全く感じない 23 1%
合計
1634 100%

全体のなんと約81%もが最近ストレスを感じており、その中でも「大いに感じる」と答えた人は全体の3割弱と非常に多い。『ストレス社会』と言われる現代社会で、いかにストレスに悩まされている人が多いかがわかる。

・どんなことでストレスを感じていますか(複数回答)
職場や学校でのこと 790 25%
家族の問題 429 14%
仕事や学習上の問題 650 21%
自分の健康面のこと 266 8%
家族の健康面でのこと 149 5%
家計やお小遣いなどお金に関すること 586 19%
その他 278 9%
合計
3148 100%

「職場や学校でのこと」の約25%や、「仕事や学習上の問題」の約21%といった、仕事や勉強に関することが非常に多く見られる。また、「家計やお小遣いなどお金に関すること」の経済的なことに関しても約19%と多数を占めている。

・「職場での事」にストレスを感じると答えた方にお聞きします。具体的な要因は何ですか(複数回答)
仕事の質の問題 341 17%
仕事の量の問題 315 16%
仕事への適正の問題 183 9%
情報化や技術革新への対応 43 2%
職場での人間関係 399 20%
昇進や昇給に関する問題 127 6%
配置転換や人事異動に関する問題 66 3%
転勤にともなう転居の問題 11 1%
単身赴任に関する問題 12 1%
雇用の安定性に関する問題 148 7%
会社の将来性に関する問題 169 9%
定年後の仕事や老後の問題 82 4%
その他 78 4%
合計
1974 100%

職場でのストレスで具体的な要因としては、「職場での人間関係」が約20%で最も多く、次いで「仕事の質の問題」の約17%や「仕事の量の問題」の約16%が多い。

・あなたはストレスに対して抵抗力が強いほうですか
とても強いほうだ 63 4%
比較的強いと思う 426 26%
ふつう 612 37%
比較的弱いかも 410 25%
とても弱いと思う 123 8%
合計
1634 100%

ストレスに対して「とても強いほうだ・比較的強いと思う」との回答は約30%で、逆に、「とても弱いと思う・比較的弱いかも」は約33%と、ストレスに対して抵抗力が弱いと感じている人の方が若干多いようである。


・ストレスを感じたときに相談する相手は?(複数回答)
家族 654 30%
友人・知人 792 37%
職場の上司や先輩(学校の先生や先輩) 102 5%
病院や診療所の医師など 51 2%
マスコミなどの相談窓口 5 0%
健康管理センターなど公的機関の相談窓口やカウンセラー 11 1%
相談したい(できる)相手がいない 370 17%
その他 163 8%
合計
2148 100%

ストレスの相談相手は、「友人・知人」か「家族」がほとんどで、その中でも「友人・知人」(約37%)の方が「家族」(約30%)より多い。
一方、6人に1人は「相談したい(できる)相手がいない」と答えており、自分ひとりでストレスを抱えている人が多いことも伺える。


・ストレスを発散させるために、あなたがしていることは何ですか(複数回答)
充分な睡眠や休養をとる 630 14%
おいしいものを食べる 575 13%
買い物をする 498 11%
おしゃべりをする 386 9%
カラオケで歌う 207 5%
音楽鑑賞 350 8%
ドライブに行く 272 6%
旅行に行く 186 4%
運動をする 221 5%
ペットと時間を過ごす 171 4%
お酒を飲む 297 7%
喫煙する 168 4%
その他 331 7%
特に何もしていない 164 4%
合計
4456 100%

充分な睡眠や休養をとり(約14%)、おいしいものを食べる(約13%)ことでストレスを発散している人が多いようである。


・そうすることでストレスは?
かなり発散できる 375 23%
少しは発散できる 875 54%
どちらともいえない 245 15%
あまり発散できない 81 5%
発散できない 58 4%
合計
1634 100%

「少しは発散できる」と答えた人が半数以上の約53%で最も多く、「かなり発散できる」との回答は全体の約23%。


・ストレスを発散させるためにお金を使うとすれば、あなたはどのくらいまで使ってもいいと思いますか
1,000円未満 297 18%
1,000円以上〜5,000円未満 640 39%
5,000円以上〜10,000円未満 423 26%
10,000円以上〜15,000円未満 117 7%
15,000円以上〜20,000円未満 48 3%
20,000円以上 109 7%
合計
1634 100%

前問の”健康維持(回復)のためなら使ってもいいと思う金額”と比較すると、”ストレスを発散させるためなら使ってもいいと思う金額”の方がやや多いようである。
「1,000円以上〜5,000円未満」との回答の占める割合が”健康維持”では約52%であったが、”ストレス発散”では約39%であり、逆に「5,000円以上〜10,000円未満」との回答が”健康維持”では約20%であったが、”ストレス発散”では約26%であった。


あなたの一日についてお聞きします
・通勤や通学にかかる時間(片道)はどのくらいですか
30分以内 905 57%
30分以上〜1時間以内 459 29%
1時間以上〜1時間30分以内 174 11%
1時間30分以上〜2時間以内 49 3%
2時間以上 13 1%
合計
1600 100%



・最近一週間の平均睡眠時間はどのくらいですか
5時間未満 260 16%
5時間以上〜6時間未満 632 39%
6時間以上〜7時間未満 493 30%
7時間以上〜8時間未満 170 10%
8時間以上 79 5%
合計
1634 100%

最近一週間の平均睡眠時間に関しては、「5時間以上〜6時間未満」の約39%が最も多く、次いで「6時間以上〜7時間未満」の約30%。


・あなたの職場(学校)や家庭でのコミュニケーションはうまくとれていますか
[上司・先輩とのコミュニケーション]
よくとれている 185 12%
比較的とれている 832 53%
あまりとれていない 425 27%
とれていない 129 8%
合計
1571 100%

上司・先輩とのコミュニケーションは、3人に1人が「あまりとれていない・とれていない」と答えており、前問の”職場でのストレス要因”でトップであった「職場での人間関係」に反映していると思われる。


[部下・後輩とのコミュニケーション]
よくとれている 199 13%
比較的とれている 821 53%
あまりとれていない 380 25%
とれていない 144 9%
合計
1544 100%

部下・後輩とのコミュニケーションにおいても、3人に1人は「あまりとれていない・とれていない」ようである。


[家族とのコミュニケーション]
よくとれている 428 26%
比較的とれている 773 48%
あまりとれていない 323 20%
とれていない 96 6%
合計
1620 100%

家族とのコミュニケーションにおいては、職場(学校)より「比較的・よくとれている」との肯定回答の占める割合が多い。しかし、身内であり最も身近な存在であるはずの家族とのコミュニケーションが、4人に1人は「あまりとれていない・とれていない」という現状も伺える。